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インプラント治療のQ&A

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インプラント治療のQ&A|よくあるご質問

インプラント治療をご検討中の方からは、「痛みはある?」「どのくらい持つ?」「骨が少なくてもできる?」など、さまざまなご質問をいただきます。

インプラント治療は外科処置を伴うため、不安を感じる方も少なくありません。ここでは、インプラント治療に関してよくいただくご質問について、わかりやすくお答えします。

目次

A. インプラント治療は高い成功率が期待できる治療ですが、100%失敗しない治療ではありません。

インプラントが骨と結合しない、インプラント周囲炎を起こす、噛み合わせに問題が出るなど、さまざまなトラブルが起こる可能性があります。ただし、適切な診査診断や治療計画、術後のメンテナンスによって、多くのリスクは減らすことができます。

また、インプラント治療は歯科医師の技術だけでなく、患者様ご自身のセルフケアや生活習慣も重要になります。万が一トラブルが起きた場合でも、原因を正しく診断し、再治療によって改善できるケースもあります。

関連ページ:インプラント治療の失敗原因と対策について詳しくはこちら

A. インプラント治療には、痛み・腫れ・感染・インプラント周囲炎などのリスクがあります。

インプラントは外科手術を伴う治療のため、術後に腫れや痛みが出ることがあります。また、術後の管理が不十分な場合には、インプラント周囲炎によって周囲の骨が減少する可能性もあります。

ただし、事前の精密検査や適切な治療計画、術後のメンテナンスによって、多くのリスクは軽減できます。大切なのは、メリットだけでなくリスクについても理解したうえで治療を受けることです。

関連ページ:インプラントってどんなリスクある?

A. 手術中は麻酔を使用するため、強い痛みを感じることはほとんどありません。

インプラント治療は外科手術ですが、局所麻酔をしっかり行ったうえで治療を進めます。そのため、手術中は「押される感じ」や「振動」を感じることはあっても、強い痛みを感じるケースは多くありません。

ただし、麻酔が切れたあとに痛みや違和感が出ることはあります。症状の程度には個人差がありますが、多くの場合は数日程度で落ち着いていきます。

関連ページ:インプラント治療はやっぱり痛いですか?

A. 術後腫れが出ることはありますが、多くの場合は数日〜1週間程度で徐々に落ち着きます。

インプラント治療は外科処置を伴うため、術後に腫れや違和感が出ることがあります。特に、骨造成を伴うケースや複数本のインプラントを埋入した場合には、腫れが強く出ることもあります。

通常は時間の経過とともに改善していきますが、強い痛みや腫れが長期間続く場合には、感染などの可能性もあるため早めの受診が必要です。

関連ページ:インプラント手術後の腫れはいつまで続く?

A. 一般的には数日〜1週間程度で落ち着くことが多いです。

術後の痛みには個人差がありますが、多くの場合は痛み止めでコントロールできる程度です。特に手術当日から2〜3日程度は違和感や軽い痛みが出やすい傾向があります。

ただし、強い痛みが長引く場合や、時間が経ってから症状が悪化する場合には、感染や噛み合わせの問題などが起きている可能性もあるため注意が必要です。

A. 多くのインプラントはチタン製のため、基本的にはMRI検査を受けることが可能です。

現在使用されているインプラントの多くはチタン製であり、磁力の影響を受けにくい素材とされています。そのため、MRI検査自体が受けられなくなるケースは多くありません。

ただし、検査部位や使用している素材によっては注意が必要な場合もあるため、MRI検査を受ける際には、事前に医師へインプラントが入っていることを伝えるようにしましょう。

関連ページ:インプラントをしてもMRIが受けられますか?

A. 骨の状態によっては、骨造成や特殊な治療法によってインプラントが可能な場合があります。

インプラントは顎の骨に埋め込む治療のため、十分な骨量が必要になります。しかし、骨が不足している場合でも、骨造成(GBR・サイナスリフトなど)を行うことで治療可能になるケースがあります。

→ 骨造成の種類やメリット・デメリットについてはこちら

また、症例によっては、オールオン4やザイゴマインプラントなどの治療法が選択肢になることもあります。他院で「骨が足りない」と言われた場合でも、一度専門医院へ相談することをおすすめします。

A. 適切な管理を行うことで、10年、20年、それ以上長く使用できるケースも多くあります。

インプラントの寿命は、治療技術だけでなく、術後のメンテナンスや生活習慣によって大きく左右されます。毎日のセルフケアや定期的なメンテナンスを継続することで、長期的に安定した状態を維持しやすくなります。

一方で、喫煙や歯ぎしり、メンテナンス不足などによって、インプラント周囲炎や破損が起こるリスクが高くなることもあります。

A. 喫煙している方でも治療できる場合はありますが、非喫煙者と比べてリスクが高くなる傾向があります。

喫煙は血流を悪化させるため、インプラントと骨の結合や術後の治癒に悪影響を与える可能性があります。また、インプラント周囲炎のリスクも高くなるといわれています。

そのため、インプラント治療を行う際には、できる限り禁煙することが推奨されます。特に手術前後の禁煙は、成功率にも大きく関わります。。

A. 歯周病がある場合でも、適切な治療を行ったうえでインプラントが可能になるケースはあります。

歯周病は、歯を支える骨や歯ぐきに炎症が起こる病気です。炎症が強い状態のままインプラント治療を行うと、インプラント周囲炎のリスクが高くなる可能性があります。

そのため、まずは歯周病治療を行い、お口の環境を整えることが重要です。歯周病のコントロールができている状態であれば、インプラント治療が可能になるケースも多くあります。

インプラント治療にかかる期間は、お口や顎の骨の状態、治療する本数などによって異なりますが、一般的には数か月〜1年程度が目安となります。

インプラントを顎の骨に埋め込んだ後は、インプラントと骨がしっかり結合するまで一定の期間を設け、その後、人工の歯(上部構造)を装着します。

また、顎の骨が少なく骨造成が必要な場合や、歯周病などの治療を先に行う必要がある場合には、治療期間が長くなることがあります。

一方で、お口や骨の状態によっては、インプラントを埋入した当日に仮歯を装着する「即時荷重」が可能な場合もあります。

当院ではCTなどによる精密な診査・診断を行い、患者様のお口の状態に合わせた治療計画と、おおよその治療期間をご説明しています。

インプラント治療の費用は、治療する本数や使用するインプラント、顎の骨の状態、必要となる処置などによって異なります。

一般的には、インプラント1本あたり30万〜50万円程度が費用の目安とされていますが、骨が不足していて骨造成などの処置が必要な場合には、別途費用がかかることがあります。

また、多くの歯を失っている場合には、1本ずつインプラントを入れる方法だけでなく、少ない本数のインプラントで複数の歯を支える「All-on-4(オールオン4)」などが選択肢となることもあります。

当院では、診査・診断を行ったうえで必要な治療内容をご説明し、治療を開始する前に費用についてもわかりやすくご案内しています。

一般的なインプラント治療は、原則として健康保険が適用されない自由診療となります。

そのため、インプラント本体や手術、人工の歯(上部構造)など、治療にかかる費用は基本的に自己負担となります。

ただし、病気や事故などによって顎の骨を大きく失った場合など、一定の条件を満たすケースでは保険が適用されることがあります。適用できる症例や医療機関には細かな条件が定められているため、一般的な歯の欠損に対するインプラント治療とは異なります。

なお、自由診療のインプラント治療は、条件を満たせば医療費控除の対象となる場合があります。

インプラント治療には、「何歳まで」という明確な上限年齢はありません。

高齢の方でも、全身の健康状態や顎の骨の状態などに問題がなければ、インプラント治療を受けられる可能性があります。そのため、年齢だけを理由に治療ができないと判断されるわけではありません。

一方で、糖尿病や高血圧などの全身疾患、服用しているお薬、顎の骨の状態などによっては、治療方法の変更や事前の対応が必要になることがあります。

当院では、CTによる顎の骨の確認だけでなく、既往歴や服薬状況なども確認したうえで、患者様一人ひとりにインプラント治療が適しているかを総合的に判断しています。

はい、高齢の方でもインプラント治療を受けられる可能性があります。インプラント治療では、年齢そのものよりも、全身の健康状態や顎の骨の状態、服用しているお薬などが重要になります。

実際に、入れ歯が合わない、しっかり噛めない、食事を楽しみたいといったお悩みから、インプラント治療を検討される高齢の方もいらっしゃいます。

ただし、持病や服薬状況によっては、かかりつけの医科と連携しながら治療を進めたり、インプラント以外の治療方法をご提案したりする場合もあります。

当院では、患者様の年齢だけで判断するのではなく、「安全に治療を行えるか」「治療後も長く維持していけるか」という視点から、一人ひとりに適した治療方法を検討しています。

インプラント手術にかかる時間は、インプラントの本数や手術内容、顎の骨の状態などによって異なります。

インプラントを1本埋入する比較的シンプルな手術であれば、手術自体は30分〜1時間程度で終了することもあります。一方、複数本のインプラントを埋入する場合や、骨造成などを同時に行う場合には、より時間がかかります。

また、All-on-4(オールオン4)などの全顎的なインプラント治療では、通常の1本のインプラント治療とは手術内容や所要時間が大きく異なります。

実際の手術時間については、CTなどによる診査・診断を行い、治療計画を立てたうえで事前にご説明いたします。

インプラント手術後は、麻酔が切れてから食事をしていただくのが基本です。麻酔が効いている間に食事をすると、誤って頬や唇、舌を噛んでしまったり、熱いものによるやけどに気づかなかったりする可能性があります。

手術当日は、患部への負担をできるだけ避けるため、やわらかく刺激の少ない食事がおすすめです。また、手術した側ではなるべく噛まないようにしましょう。その後は傷口の状態を確認しながら、徐々に普段の食事へ戻していきます。

なお、インプラントの本数や手術内容、骨造成の有無などによって食事の注意点は異なります。手術後は担当医からの指示に従ってお過ごしください。

インプラント手術後の過ごし方は手術内容によって異なりますが、手術当日はできるだけ安静に過ごすことをおすすめします。

デスクワークなど身体への負担が少ない仕事であれば、翌日から可能な場合もあります。一方、身体を使う仕事や長時間の勤務については、腫れや痛みの程度をみながら無理のないようにしてください。

運動や飲酒は血流を促し、出血や腫れ、痛みが強くなる原因となる可能性があるため、手術直後は控える必要があります。

再開できる時期は、インプラントの本数や骨造成の有無などによって異なります。手術後は自己判断せず、担当医からの指示に従ってください。

インプラントと入れ歯にはそれぞれメリット・デメリットがあり、どちらが適しているかは、お口の状態や全身の健康状態、希望する治療内容などによって異なります。

インプラントは顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着するため、しっかりと固定され、天然歯に近い感覚で噛みやすいことが大きな特徴です。また、基本的に周囲の健康な歯に負担をかけずに失った歯を補うことができます。

一方、入れ歯は外科手術を必要とせず、比較的短期間で治療できることがメリットです。ただし、装着時の違和感や噛む力、ずれや外れやすさなどが気になる場合があります。

大切なのは、単純にどちらが優れているかではなく、患者様が今後どのように食事をしたいか、どのような生活を送りたいかまで考えて治療方法を選択することです。

当院では、お口の状態やご希望を確認したうえで、インプラントだけでなく入れ歯なども含め、それぞれの選択肢をご説明しています。

インプラントとブリッジは、どちらも失った歯を補う治療方法ですが、大きな違いは周囲の歯への負担と治療方法にあります。

ブリッジは、失った歯の両隣にある歯を支えとして人工の歯を固定する方法です。外科手術を必要とせず、比較的短期間で治療できますが、支えとなる健康な歯を削る必要がある場合があります。また、噛む力を周囲の歯で支えるため、支台となる歯への負担も考慮する必要があります。

一方、インプラントは顎の骨に人工歯根を埋め込み、独立して歯を支えることができます。そのため、基本的に隣の健康な歯を削らずに治療できることが大きな特徴です。

ただし、インプラントには外科手術が必要で、治療期間や費用などもブリッジとは異なります。

それぞれにメリット・デメリットがあるため、残っている歯や顎の骨の状態、将来的なお口全体への影響まで考えて治療方法を選択することが大切です。

インプラントの大きなメリットは、天然歯に近い感覚でしっかり噛みやすく、周囲の健康な歯への負担を抑えて失った歯を補えることです。

顎の骨に人工歯根を埋め込んで固定するため、入れ歯のようにずれたり外れたりする心配が少なく、見た目も自然に仕上げやすいという特徴があります。また、ブリッジのように隣の健康な歯を削る必要も基本的にはありません。

一方、デメリットとしては、外科手術が必要になること、治療期間が比較的長くなること、原則として自由診療となるため費用がかかることなどが挙げられます。また、治療後もインプラント周囲炎などを防ぐため、毎日のセルフケアと定期的なメインテナンスが必要です。

インプラントには多くのメリットがありますが、すべての方に適した治療とは限りません。メリットだけでなくデメリットやリスクについても十分に理解したうえで治療を選択することが大切です。

インプラント治療は、失った歯をできるだけ自然な見た目や噛み心地で補いたい方や、周囲の健康な歯をできるだけ残したい方に適した治療方法の一つです。

例えば、入れ歯の違和感やずれが気になる方、硬いものもしっかり噛んで食事を楽しみたい方、ブリッジのために健康な歯を削ることに抵抗がある方などは、インプラントを検討するメリットがあります。

また、複数の歯やほとんどの歯を失っている場合でも、お口の状態によってはインプラントを利用した治療が可能な場合があります。

ただし、インプラント治療が適しているかどうかは、顎の骨の状態や歯周病の有無、全身の健康状態、服薬状況、治療後のメインテナンスが可能かどうかなどを総合的に判断する必要があります。

まずは精密な診査・診断を受け、ご自身に適した治療方法を検討することが大切です。

インプラント治療は多くの方に検討できる治療方法ですが、全身の健康状態やお口の状態によっては、すぐに治療を行えない場合があります。

例えば、重度の全身疾患がある方、糖尿病や高血圧などのコントロールが十分でない方、重度の歯周病がある方などは、インプラント手術の前に病状やお口の状態を整える必要があります。また、服用しているお薬によっては、主治医との連携が必要になることもあります。

ただし、持病があることや顎の骨が少ないことだけで、必ずしもインプラント治療ができないわけではありません。状態を改善したり、治療方法を工夫したりすることで、治療できる可能性もあります。

当院では、CTによる顎の骨の診査だけでなく、既往歴や服薬状況なども確認し、安全にインプラント治療を行えるかを総合的に判断しています。

糖尿病がある方でも、血糖値が適切にコントロールされていれば、インプラント治療を受けられる可能性があります。

一方で、血糖コントロールが不十分な状態では、傷の治りが遅くなったり、感染のリスクが高くなったりする可能性があります。また、インプラントと顎の骨の結合や、治療後のインプラント周囲炎にも注意が必要です。

そのため、糖尿病があるという理由だけでインプラント治療ができないと判断するのではなく、血糖値やHbA1c、治療状況、服薬内容などを確認して総合的に判断することが重要です。

必要に応じて、かかりつけの医師と連携しながら、安全性に配慮して治療計画を立てていきます。糖尿病でインプラント治療を諦めている方も、まずはご相談ください。

高血圧の方でも、血圧が適切にコントロールされていれば、インプラント治療を受けられる可能性があります。

一方で、血圧が非常に高い状態では、手術中の血圧上昇や出血などのリスクを考慮し、治療を延期したり、先に血圧のコントロールを優先したりする場合があります。

そのため、高血圧というだけでインプラント治療ができないと判断するのではなく、現在の血圧や治療状況、服用しているお薬、その他の全身状態などを確認して総合的に判断することが重要です。

必要に応じて、かかりつけの医師と連携しながら、安全性に配慮した治療計画を立てていきます。高血圧の治療中の方は、初診時に現在の服薬状況などをお知らせください。

骨粗しょう症の方でも、骨粗しょう症があるという理由だけでインプラント治療ができないわけではありません。 骨の状態や全身の健康状態、治療に使用しているお薬などを確認したうえで、治療が可能かを判断します。

特に注意が必要なのが、骨粗しょう症の治療薬です。ビスホスホネート製剤やデノスマブなど、一部の薬剤を使用している場合には、顎の骨に関連する副作用のリスクを考慮する必要があります。

そのため、骨粗しょう症の治療中の方は、自己判断でお薬を中止せず、使用している薬の種類や服用・投与期間などを歯科医師に伝えることが重要です。

必要に応じて、かかりつけの医師と連携しながら、インプラント治療を安全に行えるかを慎重に判断します。

他院でインプラント治療が難しいと言われた場合でも、治療できる可能性があります。

インプラントが難しいと判断される理由の一つに、顎の骨の量や厚みが不足していることがあります。しかし、骨造成などを行うことでインプラント治療が可能になるケースや、骨の状態に合わせて治療方法を工夫することで対応できるケースもあります。

また、上顎の骨が大きく失われている場合には、状態によってザイゴマインプラントなど、通常とは異なる治療方法が選択肢となることもあります。

ただし、すべてのケースでインプラント治療ができるわけではありません。CTによる精密な診査・診断を行い、全身状態やお口の状態も含めて判断することが重要です。

「骨が少ない」「難しい」と言われてインプラント治療を諦めている方も、まずは一度ご相談ください。

この記事の監修者

監修医師

GDHインプラントオフィス札幌 院長
越前谷 澄典 SUMINORI ECHIZENYA

北海道医療大学歯学部卒業後、口腔インプラント治療を中心に研鑽を積み、現在は 医療法人社団スマイルオフィス 理事長、GDHインプラントオフィス札幌 院長を務める。
オールオン4やザイゴマインプラントなど、骨量が少ない難症例にも対応しており、北海道内外から多数の患者が来院している。

世界的なザイゴマインプラントネットワーク「ZAGA Centers」に所属し、国内外の歯科医師への技術指導や講演活動にも従事。機能性だけでなく、審美性・長期安定性・患者様のQOL向上を重視した治療を追求している。

<所属・資格>
・ZAGA Centers 所属
・日本口腔インプラント学会 認定医演多数

<YouTubeチャンネル>
Dr. 越前谷【歯は時なり】

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