安いインプラントは大丈夫?札幌の費用相場と価格が違う理由|GDHインプラントオフィス札幌
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歯を失ったときの治療法には、インプラント、ブリッジ、入れ歯の3つがあります。
ブリッジや入れ歯には保険が適用されるものもありますが、インプラントは自由診療のため、費用は歯科医院ごとに異なります。
「できれば少しでも安く受けたい」と考えるのは自然なことです。
一方で、インターネットで調べると1本10万円台といった価格を見かけることもあり、「安いインプラントは本当に大丈夫なの?」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、札幌のインプラントの費用相場、費用に含まれる内容、歯科医院によって価格が違う理由を、インプラント治療に携わる歯科医師が解説します。
あわせて、費用の負担を軽くする方法もご紹介しますので、費用の違いに迷っている方は参考にしてください。
目次
1. 札幌のインプラント1本あたりの費用相場
相場は1本あたり40万円〜50万円(2026年10月時点)
札幌市内でインプラント治療を受けた場合、1本あたりの費用は40万円〜50万円ほどが一般的な目安です。
前歯か奥歯か、使用する被せ物の素材などによっても変わります。東京や大阪の歯科医院と比べても、ほぼ同じくらいの水準です。
ただし、ホームページに掲載されている金額が、すべての費用を含んだ総額とは限りません。
同じ「1本〇〇万円」でも、検査費用や被せ物、骨を増やす処置が含まれているかどうかは医院によって異なります。
また、実際の費用はお口の状態によっても変わるため、正確な金額は検査を受けたうえでの見積もりで確認する必要があります。
10万円台のインプラントには注意が必要
中には1本10万円台など、相場を大きく下回る価格を掲げている医院もあります。
こうした金額は、インプラント体(骨に埋め込む部分)の手術費用のみで、被せ物や検査、仮歯などが別料金になっているケースが少なくありません。
最終的な総額が相場と変わらない、あるいは高くなることもあります。
相場より大幅に安い場合は、「何が含まれていて、何が別料金なのか」を必ず確認しましょう。
インプラントが高額になる理由
インプラント治療が一般的な歯科治療より高額になるのは、外科手術を伴うためです。
インプラントは、顎の骨にインプラント体(フィクスチャー)を直接埋め込み、人工の歯根をつくる治療です。
安全に手術を行うには、CTによる顎の骨や神経・血管の位置の精密な検査、手術用の器具や部品、感染対策のための設備が欠かせません。
こうした検査・手術・設備にかかる費用が、治療費に反映されています。
2. インプラントの費用の内訳
インプラント治療の費用は、治療の流れに沿っていくつかの項目に分かれています。見積もりを比べるときは、次の項目がそれぞれ含まれているかを確認しましょう。

| 治療の段階 | 主な内容 | 費用の目安・確認ポイント |
|---|---|---|
| 相談・検査 | カウンセリング、CT撮影、診断、治療計画と見積もりの作成 | 相談は無料の医院が多い。CT撮影と診断は5,000円〜10,000円ほどが目安 |
| 事前処置 | お口全体のクリーニング、虫歯や歯周病の治療 | インプラント費用とは別にかかるのが一般的 |
| 骨造成(必要な場合) | サイナスリフト、ソケットリフト、GBRなど骨を増やす処置 | 骨の状態によって必要かどうかが決まり、費用が大きく変わる |
| 一次手術 | インプラント体を顎の骨に埋め込む手術 | 静脈内鎮静法などの麻酔が含まれるか確認 |
| 治癒期間 | インプラントと骨が結合するまで待つ期間(下顎で約3か月、上顎で約6か月が目安) | 経過観察は手術費用に含まれることが多い。仮歯・仮の入れ歯は別料金の場合が多い |
| 二次手術 | 埋め込んだインプラントとアバットメント(連結部品)をつなぐ処置 | 一次手術と同日に行う場合もある |
| 上部構造(被せ物) | 人工の歯の製作と装着 | 手術費用と別料金のことが多い。素材によって価格が変わる |
| メンテナンス | 治療後の定期検診とクリーニング | 1回5,000円〜15,000円ほどが目安。治療費には含まれないのが一般的 |
見積もりで特に確認したい3つのこと
トラブル時の費用と保証:インプラント周囲炎、再手術、被せ物の修理・作り直しが必要になったときに、費用がかかるのか、保証の対象になるのかを確認しておきましょう。
上部構造(被せ物)が含まれているか:手術費用だけの金額表示は、被せ物を足すと総額が大きく変わります。
骨造成が必要か、その費用はいくらか:CT検査の結果、骨が足りない場合は追加費用がかかります。

3. 安いインプラントは大丈夫?歯科医院によって価格が違う理由
同じ札幌市内でも、インプラントの価格には大きな差があります。
価格の違いは、主に次の6つの要素から生まれます。
安さの理由がどこにあるのかを知っておくと、見積もりを比べるときの判断材料になります。
①手術を担当する歯科医師の技術と経験

日本では、歯科医師の免許があればインプラント治療を行うことができます。
しかしインプラント治療には、抜歯などの一般的な処置とは異なる専門的な知識と技術が必要です。
インプラント治療を行うために歯科医師は、学会やメーカーのセミナー、国内外の研修などで学び、臨床経験を重ねて技術を磨いていきます。
診断や治療計画の立て方も歯科医師によって異なります。
自由診療であるインプラント治療では、歯科医師の技術と経験が価格に反映されるのは自然なことです。
②使用するインプラントメーカー

インプラント体には国内外に多くのメーカーがあり、メーカーごとに価格が異なります。
長年の臨床研究の実績があり、世界的に広く使われているメーカーの製品は、部品の価格も高い傾向にあります。
メーカー選びは、長期的な安心にも関わります。
インプラントは何十年も使うものです。
将来、部品の交換や修理が必要になったとき、メーカーが製品の供給を続けていなければ、対応が難しくなることがあります。
見積もりを受けるときは、どのメーカーのインプラントを使うのかを確認しておきましょう。
③感染対策と精密機器

インプラント治療は外科手術のため、徹底した感染対策が欠かせません。
器具の滅菌装置、使い捨てできる器具のディスポーザブル化、治療に使う水の衛生管理などには、継続的な費用がかかります。
また、顎の骨や神経・血管の位置を立体的に確認できる歯科用CT、細部を確認できるマイクロスコープなどの精密機器も、治療の精度を高める一方で高額です。
④専用の手術室とスタッフ体制

インプラント手術を通常の診療台で行う医院もあれば、専用の手術室で行う医院もあります。
感染対策の面では、専用の手術室のほうが望ましい環境です。
さらに手術は歯科医師1人で行うものではなく、知識と技術のあるアシスタントスタッフの存在が安全性を支えます。
複数のスタッフが手術に携われる体制を整えることも、価格に影響します。
⑤上部構造(被せ物)の素材

上部構造の素材によっても価格は変わります。主な素材の特徴は次のとおりです。
| 素材 | 特徴 | 注意点 |
|---|---|---|
| ジルコニア | 強度が高く、割れにくい | 透明感はオールセラミックにやや劣る |
| オールセラミック | 見た目が天然の歯に近く、審美性が高い | 強い衝撃で割れることがある |
| メタルボンド | 内側が金属で、割れや衝撃に強い | 歯ぐきが黒ずんで見えることがある。金属アレルギーの方は使えない |
| ハイブリッドセラミック | セラミックと樹脂を混ぜた素材で、比較的安価 | 時間とともに変色しやすく、耐久性で劣る |
一般的に、表の上から下に向かって価格が下がります。
価格だけでなく、耐久性、見た目、金属アレルギーへの対応なども考えて選ぶことが大切です。
⑥歯科技工士の技術

同じ素材を使っても、作り手によって仕上がりは変わります。
歯の形や色をその人の顔立ちやほかの歯と調和させること、歯科医師と相談しながら噛み合わせを整えることには、歯科技工士の高い技術が必要です。
歯科技工士が院内に在籍していれば、色や形の希望が伝わりやすく、調整やトラブルにも早く対応できます。
4. インプラントの費用負担を抑える方法
安さだけで医院を選ぶのではなく、制度や支払い方法を活用して負担を軽くする方法があります。
医療費控除を利用する
インプラント治療の費用は、医療費控除の対象になります。
1年間(1月〜12月)に支払った医療費が一定額を超えた場合、確定申告をすることで所得税の一部が戻り、翌年の住民税も軽減されます。ご家族の医療費も合算できます。
領収書は確定申告に必要ですので、大切に保管しておきましょう。
詳しくは支払った医療費が返ってくる医療費控除についてをご覧ください。
デンタルローンで分割払いにする
一度にまとまった費用を用意するのが難しい場合は、治療費を分割して支払えるデンタルローンを利用する方法があります。
月々の負担を抑えながら、治療を先延ばしにせずに始められます。
利用には審査があり、金利や回数は医院や信販会社によって異なります。
詳しくはインプラントの分割払い(デンタルローン)についてをご覧ください。
治療法の選択肢を相談する
歯を多く失っている場合、1本ずつインプラントを入れるよりも、少ない本数で片顎全体を支えるオールオン4のほうが、本数が少ない分、費用や身体の負担を抑えられることがあります。
また、骨を増やす処置を避けられる方法を選べる場合もあります。
どの方法が適しているかはお口の状態によって異なるため、複数の選択肢を提示してもらいましょう。
見積もりの内容を比べる・セカンドオピニオンを活用する
見積もりを比べるときは、総額だけでなく、何が含まれているかを確認することが大切です。
内容がよくわからない見積もりを受け取った場合は、セカンドオピニオンとして別の医院に意見を聞くのもひとつの方法です。
当院にも、他院の見積もりを持って相談に来られる方がいらっしゃいます。
長く使えるかどうかも費用のうち
治療費が安くても、早くに再治療が必要になれば、結果として負担は大きくなります。
インプラントの費用は、治療時の金額だけでなく、何年使えるか、トラブル時にどこまで保証されるかも含めて考えることが大切です。
5. GDHインプラントオフィス札幌の料金
当院では、治療の安全性を確保したうえで、費用の内容をわかりやすくお伝えすることを大切にしています。
インプラント1本あたりの料金
| 項目 | 料金(税込) |
|---|---|
| インプラント治療 | 462,000円〜/本(デンタルローン利用で月々4,655円〜) |
| 治療後のメンテナンス | 11,000円/回 |
462,000円〜に含まれるもの:初診料、CT検査、血液検査、歯周病PCR検査、手術費用(局所麻酔・投薬)、インプラント1本、アバットメント、最終補綴物(被せ物)、最終補綴物装着までの経過観察費用、ホームケアグッズ、治癒期間中に骨と結合しなかった場合の再手術費用
別途費用がかかるもの:骨造成、静脈内鎮静法、仮歯・仮の入れ歯、事前の虫歯・歯周病治療など
保証
- メンテナンスを受けていたにもかかわらず、当院で埋入したインプラントが抜けてしまった場合、再埋入の手術費用は無償です(骨造成が必要な場合は実費、上部構造は対象外)
- 上部構造を含む保証をご希望の方には、第三者保証機関「ガイドデント」による10年保証をご案内しています
使用するインプラントメーカー
主に、長期的な臨床実績のあるノーベルバイオケア社とストローマン社のインプラントを使用しています。
症例やご要望に応じて、他のメーカーを使用することもあります。
当院の治療体制や担当医についてはインプラント治療についてを、歯科医院選びのポイントは札幌でインプラントの名医を選ぶ7つのポイントをご覧ください。
6. よくある質問
Q. 1本10万円台のインプラントは大丈夫ですか?
金額だけでは判断できません。
表示価格がインプラント体の手術費用のみで、被せ物や検査が別料金になっていることが多いため、総額でいくらになるのかを確認しましょう。
あわせて、手術を担当する歯科医師の症例数、使用するインプラントのメーカー、手術の環境、保証内容も確認することをおすすめします。
Q. インプラントに保険は使えますか?
一般的な歯の欠損に対するインプラント治療は、保険適用外の自由診療です。
病気や事故で顎の骨を広く失った場合など、ごく限られたケースでのみ保険が適用されます。
Q. 医療費控除でどのくらい戻ってきますか?
戻ってくる金額は、所得や1年間に支払った医療費の総額によって異なります。
目安として、医療費から10万円(所得が200万円未満の方は所得の5%)を差し引いた金額に、所得税率をかけた額が所得税から還付されます。
詳しくは医療費控除についてをご覧ください。
Q. 分割払いはできますか?
デンタルローンによる分割払いをご利用いただけます。
インプラント1本の場合、月々4,655円〜のお支払いが可能です。
ご利用には審査があります。
Q. 見積もりだけでも出してもらえますか?
はい。無料相談で現在のお口の状態を確認し、治療の選択肢と費用についてご説明します。
CT検査を行ったうえで、より詳しい治療計画とお見積もりをお出しすることもできます。
他院の見積もりをお持ちいただき、内容を比較するご相談にも対応しています。
Q. 前歯と奥歯で費用は変わりますか?
前歯は見た目への配慮から、被せ物の素材や形の調整、歯ぐきの処置などが追加になることがあり、費用が変わる場合があります。
正確な費用は、検査のうえでご説明します。
7. まとめ:価格だけでなく「内容」で比べることが大切
札幌のインプラント1本あたりの費用相場は40万円〜50万円です。
相場より安い価格を見かけたときは、何が含まれていて、何が別料金なのかを確認しましょう。
インプラントの価格には、歯科医師の技術と経験、使用するメーカー、感染対策と設備、被せ物の素材、歯科技工士の技術といった要素が反映されています。
治療時の金額だけでなく、長く使えるか、トラブル時にどこまで保証されるかも含めて、総合的に判断することが大切です。
GDHインプラントオフィス札幌では、無料相談とセカンドオピニオンを行っています。
お口の状態を確認したうえで、治療の選択肢と費用の内訳、医療費控除や分割払いについてもご説明します。
他院のお見積もりについてのご相談もお気軽にどうぞ。
- お電話:011-251-8888(月〜金 9:30〜17:30)
- Webからのお問い合わせ(24時間受付)
- LINEでのご相談(24時間受付)
自由診療に関する表記
インプラント治療は自由診療(保険適用外)です。
主なリスク・副作用:外科手術が必要です。治療後の口腔管理が不適切な場合、インプラント周囲に感染や炎症が起こる可能性があります。骨造成が必要な場合は、治療期間が延び、追加の費用がかかります。
標準的な費用:税込462,000円〜/本
治療期間:3〜6か月
この記事の監修者

越前谷 澄典
歯科医師/歯学博士
医療法人社団スマイルオフィスデンタルクリニック 理事長
GDHインプラントオフィス札幌 院長
北海道医療大学歯学部卒業。
多数歯欠損や骨量不足などの難症例に対するインプラント治療を専門とし、年間1,000本以上の埋入実績を有する。
オールオン4・ザイゴマインプラントのライブオペセミナーを通じ、全国の歯科医師への教育活動にも取り組んでいる。
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