「虫歯がひどくて、歯医者に行くのが恥ずかしい…」

そう感じている方は、実はとても多くいらっしゃいます。

痛みや見た目の悩みだけでなく、「怒られるのでは？」「こんな状態を見せたくない」という不安が大きく、一歩が踏み出せないまま時間が経ってしまう方も珍しくありません。

ですが、どうかご安心ください。

どれほど虫歯が進行していても、必ず治療の道はあります。

そして、ひどい虫歯で悩んでいる方こそ、早めに受診することで最適な治療をご提案できます。

GDHインプラントオフィス札幌は、インプラント治療の「最後の砦」として

・歯がボロボロになってしまった方
・痛みが強くなってしまった方
・長期間、歯科に行けなかった方

このような重度の状態で来院される患者さまを多く診療してきました。

この記事では、「恥ずかしくて歯医者に行けない」という気持ちに寄り添いながら、ひどい虫歯の症状、治療方法、放置するリスク、治療期間と費用の目安まで、わかりやすく解説していきます。

まずは、あなたと同じ気持ちを抱える方が本当にたくさんいることを知り、安心して読み進めていただければ嬉しく思います。

虫歯がひどくて恥ずかしいと思ってしまう患者さんの気持ち

虫歯が進んでしまったと気づいても、すぐに歯医者へ行けない──。

その背景には、痛みや不安よりも「恥ずかしい」という気持ちが大きく影響していることがあります。

多くの患者さんが次のような思いを抱えています。

• 「こんなに放置してしまって怒られそう…」
• 「口の中を見せたら引かれるのでは？」
• 「歯がボロボロで恥ずかしくて誰にも言えない」
• 「忙しくて通えなかったのを責められそう」
• 「治療費や期間のことを聞かれるのが怖い」

これらは決して特別な悩みではありません。

実際、当院に来られる多くの方が同じ気持ちを抱え、長い時間悩んだ末に来院されています。

また、過去の歯科治療でつらい経験をした方は、

「また痛い思いをするのでは…」
「厳しいことを言われるかもしれない…」

といった不安が積み重なり、さらに足が遠のいてしまうこともあります。

しかし、こうした気持ちはすべて“自然なこと”です。

虫歯の状態が悪くなるほど、「行かなきゃいけない」とわかっていても、恥ずかしさや不安が強くなり、さらに受診が先延ばしになるという「負のループ」に入りやすくなります。

GDHインプラントオフィス札幌では、「こんな状態で来てしまって…」と最初に口にされる患者さまを本当にたくさんお迎えしてきました。

それだけ、ひどい虫歯や長年放置してしまったケースは決して珍しくないということです。

まずは、「恥ずかしいと思うあなたの気持ちは当たり前」「同じように悩んでいる人はたくさんいる」ということを知っていただければ、次の一歩がぐっと踏み出しやすくなります。

虫歯がひどい患者への歯医者の本音

恥ずかしがる必要は一切ありません

多くの方が気になるのが、「こんなに虫歯がひどい状態で行ったら、歯医者にどう思われるのだろう…？」という不安です。

しかし、これはハッキリ言えます。

歯医者は「怒るため」に存在していません

私たちの仕事は、

「どうしたら今よりよく噛めるようになるか」
「どうすれば痛みや不安を取り除けるか」

を一緒に考え、患者さまを「救うこと」です。

虫歯がひどくなってしまった理由を責めることはありません。

大切なのは「これからどう治していくか」です。

どれだけひどい状態でも驚きません

歯科医院では毎日、さまざまな症状の方が来院されます。

患者さまが「最悪だ」と思っている状態でも、専門家からすると珍しいことではありません。

重度の虫歯、歯がボロボロの状態、噛めないほど悪化したお口の状態など、私たちにとっては特別なことではなく、日常なことです。

どんなケースでも冷静に診断し、治療の選択肢をご提案できます。

むしろ「来てくれたこと」を歓迎しています

長く悩み、勇気を出して来院されたこと自体がとても大切な一歩です。

その気持ちに応えられるよう、ていねいにお話を伺い、無理のない治療計画を一緒に考えていきます。

ひどい虫歯の症状と進行度

ひどい虫歯とは？その特徴と症状

一般的に「ひどい虫歯」とは、歯の表面（エナメル質）だけでなく、象牙質や神経（歯髄）まで細菌が侵入し、日常生活に支障が出ている状態を指します。

ひどい虫歯でよくみられる症状

• 強い痛み（ズキズキ、脈打つように痛む、触るだけで痛い）
• 歯が黒くなる・欠ける・穴が大きく開く
• 冷たいもの・温かいものがしみる
• 噛むと痛む・噛めない
• 口臭が強くなる
• 膿が出る・歯ぐきが腫れる
• 食事がしにくい、柔らかいものしか食べられない

中でも、
「痛くて夜眠れない」「薬でごまかしている」
という状態は、神経まで進行している可能性が高く、緊急性があります。

見た目にも変化が出るケース

• 歯が黒く崩れている
• 歯の根元だけ残っている
• 歯が欠けて形が変わっている

これらの見た目の変化が「恥ずかしい」「人に見せられない」という気持ちにつながることも多いです。

虫歯の進行段階とその影響

虫歯は進行段階によって治療内容・痛み・影響が大きく変わります。
ここでは、一般的なC1〜C4の分類に沿ってわかりやすく説明します。

C1：ごく初期の虫歯（エナメル質の虫歯）

症状・特徴
・痛みはほぼない
・白く濁る、着色する程度
・気づかず放置されやすい状態

治療
早期なら削らずに経過観察や予防処置で済むことが多い

C2：象牙質まで進行した虫歯

症状・特徴
・甘いもの、冷たいものでしみる
・穴があき始める
・放置すると急速に悪化

治療
大きさに応じて詰め物（レジン・インレー）で対応

C3：神経まで達した虫歯（いわゆる重度虫歯）

ここからが一般的に「ひどい虫歯」と感じる方が増えます

症状・特徴
・激しい痛み（ズキズキ、夜に痛む）
・温かいものがしみる
・歯が大きく欠ける
・日常生活に大きな支障
・食事がしづらい

治療
根管治療（根の治療）が必要

C4：歯の根だけが残る虫歯（末期）

症状・特徴
・神経が死ぬため、痛みが一時的に消えることも
・膿が溜まり、歯ぐきが腫れる
・口臭が強くなる
・歯の形がほとんどない
・噛めない、食事に大きな制限が出る
・放置すると骨まで炎症が広がることもある

治療
・多くの場合、抜歯が必要
・抜歯後の治療として、ブリッジ・入れ歯・インプラントを検討

放置が進むとどうなる？

• 抜歯が必要になる確率が高くなる
• 治療回数・期間が長くなる
• 費用が増える
• 顎の骨が溶ける
• 噛めないことで消化・栄養にも影響
• 心疾患・糖尿病など全身と関係するケースも

特にC3・C4の状態は、早めの受診が健康を守る重要なポイントとなります。

ひどい虫歯の治療方法

治療法の種類と選び方

虫歯の治療は、進行度によって大きく分かれます。
まずは現在の状態をしっかり診断し、どの治療が最も適切かを判断することが大切です。

① 軽度の虫歯（C1〜C2）

治療法：充填治療（CR・インレー）
・虫歯部分を削り、プラスチック（レジン）や金属・セラミックの詰め物で修復
・比較的短時間で終了
・痛みが少なく、身体的負担も軽い

期間：1回〜2回の通院

費用：保険適用（数千円程度）

メリット
・通院回数が少ない
・歯を多く削らずに済む
・費用が抑えられる

② 中等度〜重度の虫歯（C2〜C3）

治療法：神経治療（根管治療）＋被せ物（クラウン）
虫歯が神経まで達すると、強い痛みが出やすくなります。
この場合は、歯の中をきれいにする治療（根管治療）を行い、その後、被せ物で補強します。

期間：3〜5回ほど
（根の治療で2〜3回、被せ物で1〜2回）

費用：保険適用で数千円〜1万円台程度

メリット
・歯を抜かずに残せる可能性が高い
・痛みや炎症が改善する

注意点
・複数回の通院が必要
・状態によっては抜歯になることもある

③ 歯の根だけ残った重度虫歯（C4）

治療法：抜歯 → ブリッジ / 入れ歯 / インプラント
歯が大きく崩壊してしまった場合、残念ながら抜歯が最適となるケースもあります。

抜歯後は、次の治療法を選びます。

● ブリッジ

隣の歯を削って橋のように補う方法
→ 保険適用可能、固定式で違和感が少ない

● 部分入れ歯

取り外し式で費用を抑えられる
→ 噛む力はやや弱め、見た目や装着感の好みが分かれる

● インプラント

顎の骨に人工歯根を埋める方法
→ 噛む力が最も強く、見た目・耐久性・機能性が高い
→ GDHインプラントオフィス札幌が専門とする治療

治療法の選び方

治療を選ぶ際に大切なのは、「自分にとって何が最も大切か」を明確にすることです。

• 歯を長持ちさせたい
• 噛む力をしっかり取り戻したい
• 費用を抑えたい
• 通院回数を少なくしたい

優先順位は人それぞれ違います。

GDHインプラントオフィス札幌では、CT画像や口腔内の状態をもとに、それぞれのメリット・リスクを丁寧に説明し、患者さまが納得して選べるようサポートしています。

奥歯の抜歯が必要な理由と治療方法を詳しく解説｜GDHインプラントオフィス札幌

ひどい虫歯を放置するリスク

放置した場合の健康への影響

ひどい虫歯をそのままにしておくと、「痛い」「噛めない」といったお口の中だけの問題にとどまらず、全身の健康にも影響していくことがあります。

日常生活への支障

虫歯が進行すると、

• 冷たいもの・温かいものがしみる
• 何もしなくてもズキズキ痛む
• 夜眠れないほど痛む

といった症状が出やすくなります。
その結果、食事が楽しめない・集中力が落ちる・仕事や家事に影響が出るなど、生活の質が大きく下がってしまいます。

神経や骨にまで広がる感染

虫歯が神経（歯髄）まで到達すると、
歯の中で細菌が増え、炎症や感染が起こります。

そのまま放置すると、

• 歯ぐきが腫れる
• 膿がたまる（歯根尖膿瘍など）
• 顎の骨の中まで細菌が広がる

といった状態になることがあり、強い痛みや発熱を伴うこともあります。

全身への影響の可能性

お口の中の細菌や炎症は、血流を通じて全身に影響を及ぼすことがあるといわれています。

特に、

• 心臓病
• 糖尿病
• 誤嚥性肺炎　など

との関連が指摘されており、お口の健康は全身の健康と深く関係していることがわかっています。

「虫歯ぐらい…」と思ってしまいがちですが、
実は、早めに治療することで防げるリスクは少なくありません。

虫歯が進行することで起こる合併症

虫歯は「その歯だけの問題」では終わらないことも多く、進行すると周囲の歯や歯ぐき、さらには顎の骨にまで影響が及びます。

歯周病のリスクが高まる

虫歯がひどくなると、汚れや細菌がたまりやすくなります。
その結果、

• 歯ぐきの腫れ・出血
• 歯周ポケットの深化
• 歯を支える骨の吸収

などの歯周病の進行を助長してしまうことがあります。

歯を失う可能性

虫歯と歯周病が重なると、

• 歯がグラグラする
• 噛んだときに痛い
• 最終的に歯が抜けてしまう

といった状態になることがあります。
歯を失うと、噛む力の低下・見た目の変化・発音のしづらさなど、多方面に影響が及びます。

顎の骨や噛み合わせへの影響

歯を失った部分をそのままにしていると、

• 周りの歯が倒れてくる
• 噛み合わせのバランスが崩れる
• 顎関節に負担がかかる

といった問題が起こりやすくなります。
その結果、顎関節症（あごの痛み・口の開けづらさ・音が鳴るなど）につながることもあります。

ひどい虫歯を「恥ずかしいから」とそのままにしておくと、治療が大がかりになるだけでなく、健康面・経済面での負担も大きくなってしまうことがあります。

逆に言えば、「今、受診する」ことが、歯を守り、体を守り、将来の負担を減らす一番の近道です。

ひどい虫歯を1日で治す治療「オールオン4」

ひどい虫歯が何本もある場合や、「もうほとんど噛めない」「歯がボロボロでどうにもならない」と感じている方に向けた選択肢として、オールオン4があります。

オールオン4とは、抜歯したその日に、固定式の仮歯まで入れることができる治療方法で、歯をほとんど失ってしまった方のために開発されたインプラント治療です。

オールオン4の特徴

• 抜歯した当日に噛める仮歯まで装着できる（症例により適応判断が必要）
• 少ない本数（4〜6本程度）のインプラントで全体を支える
• 取り外し式の入れ歯とは違い、固定式で快適
• 見た目・噛む力の回復が大きく、日常生活が改善しやすい

ひどい虫歯で悩んでいる方の多くは、「まず歯を全部治さないと…」「時間がかかりすぎるのでは？」と不安を感じていますが、オールオン4なら短期間で「噛む機能の回復」をめざすことが可能です。

どんな人に向いている？

• むし歯や歯周病で歯がほとんど残っていない
• 抜歯が必要な歯が多い
• 入れ歯が合わない、使いたくない
• 噛めない状態をなるべく早く改善したい
• 長期間にわたる治療に不安がある

こうした患者さまから、「もっと早く相談すればよかった」という声をいただくことも少なくありません。

札幌で「オールオン４」ならGDHインプラントオフィス札幌

当院はオールオン4の専門クリニック

GDHインプラントオフィス札幌では、

• CTによる詳細な診断
• 静脈内鎮静法によるリラックスした手術
• 経験豊富な診療チーム

により、重度のお口の状態にも幅広く対応しています。

「歯がボロボロでも治せますか？」というご相談は非常に多く、重度の虫歯・歯周病の方でも状態に合わせた治療計画をご提案できます。

無料カウンセリング（CT撮影付き）を実施しています

虫歯がひどくなるほど、「恥ずかしい」「怒られるのでは…」「見せられない」と感じてしまい、歯医者から足が遠のいてしまう方は多くいらっしゃいます。

しかし、どれだけ進行してしまっても、必ず治療の方法はあります。

そして、あなたが「治したい」と思ったその瞬間から、改善への一歩は始まっています。

• ひどい虫歯による痛み
• 見た目や口臭の悩み
• 噛めないことによる生活の不自由
• 放置による病気のリスク

こうした問題は、早く向き合うほどシンプルに解決でき、将来の負担も軽くなります。

GDHインプラントオフィス札幌は、重度の虫歯や歯周病、歯を失った患者さまの治療に特化した専門クリニックです。

ひどい状態で来院される方は決して珍しくありません。

むしろ、勇気を出して来てくださったその一歩を、私たちは心から歓迎しています。