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私たちの想い
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「最後の砦」となるために|私のインプラントの歩み

理事長の越前谷です。

これまでの私のインプラントの歩みついてご紹介します。


入れ歯やブリッジでは救えない患者がいると知った日

私が歯科医師になりたての頃、失った歯の治療の中心だったのは、ブリッジや入れ歯だった。
もともと手先が器用だったこともあり、患者からの評判も良かった。

しかし、どれだけ美しく仕上げても、時間が経つと合わなくなり、作り直す必要が出る。
精度の高い入れ歯を作っても、なんでも食べられるわけではなかった。

患者は「入れ歯にしては満足している」。
だが、「本当に喜んでいる」とは言えなかった。

もっと喜んでもらえる治療を提供したい。
その想いから、2004年にインプラントを学び始めた。

従来のインプラントでも、満足できない患者がいる現実

歯をすべて失った患者には、骨移植を行い、多数のインプラントを埋入する治療が必要だった。
だが、治療期間は長く、患者の負担は大きい。
何度も通院し、手術を重ねることで、心身ともに疲れてしまう。

どれだけ丁寧に骨移植を行っても、思うように骨ができないことがある。
計画通りに進んだとしても、歯茎のラインが乱れ、思い描いたような美しさにはならない。
技術を磨き、細部までこだわり抜いても、超えられない壁があった。

時間をかけ、最善を尽くしても、患者が満足する結果にならないことがある。
そのたびに、限界を突きつけられるような気がした。

オールオン4との出会い

2005年、ロサンゼルスでのノーベル・バイオケアのシンポジウム。
そこでオールオン4という治療に出会った。

骨移植をせずに、少ない本数のインプラントで固定式の歯を作れる。
見た目も美しく、機能的にも優れた上部構造を実現できる。

それは、長年抱えていた悩みを解決する、まさに革新的な治療だった。
衝撃を受け、「この治療を身につければ、救える患者が増える」と確信した。

2007年|初めてのオールオン4

学びを重ね、2007年に当法人でオールオン4手術を行った。

オールオン4を導入することで、治療期間を短縮し、より多くの患者が早期に「噛める喜び」を取り戻せるようになった。

「治療のために時間を費やすのではなく、人生を楽しむ時間を増やす」。
その想いのもと、症例と技術の研鑽を重ねた。

2007年〜2019年|技術研鑽と進化

より短期間で確実な治療を実現するために、オールオン4の術式を深く学び続けた。

当法人では早くからトランスサイナスアプローチやテリゴイドインプラントを活用し、
骨移植なしでのオールオン4治療を提供していた。

しかし、それでも対応が難しい患者がいた。
重度の骨吸収が進んだケースでは、さらなる技術が求められた。

2019年|北海道初のオールオン4ザイゴマ手術

重度の骨吸収が進んでいる患者でも、短期間で固定式の歯を提供するにはオールオン4ザイゴマしかなかった。

ザイゴマインプラントは、上顎の骨が極端に少ないケースでも、頬骨(ザイゴマ)を活用してインプラントを固定する術式。
しかし、その技術習得は難しく、専門的な知識と経験が求められる。

「いつかはザイゴマインプラントを習得する」という思いを胸に、10年以上研鑽を続けた。

そして、2019年9月11日、当法人にて北海道で初めてとなるオールオン4ザイゴマ手術を成功させる。
骨移植をせずに、手術したその日に固定式の歯を提供。
「どこへ行っても治せないと言われた」患者にも、新たな選択肢を届けることができるようになった。

2023年|ZAGAセンター認定

オールオン4ザイゴマの技術をさらに磨き、2023年、ZAGAセンターの認定を取得。

ZAGAセンターは、世界基準のザイゴマインプラント治療を提供できるクリニックとして認められた施設にのみ与えられる称号。
日本国内でも数少ないこの認定を受け、世界中のトップドクターと症例検討を行うなど、治療の安全性・確実性をさらに向上させている。

諦めかけた患者にとって、最後の砦となるために。
たった一人でも、救えない患者を作らないために。


オールオン4と母の笑顔

理事長が母親に行ったオールオン4のエピソードをご紹介します。
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