2025年11月23日・24日の2日間、Hawaii Medical Research Centerにて、オールオン4 ザイゴマインプラントの習得を目指す歯科医師向けのカダバーコースを主催いたしました。

日本からも多数の先生方にご参加いただき、心より御礼申し上げます。

本コースでは、越前谷院長が講師としてザイゴマインプラントの基礎から臨床応用までを体系的に解説し、解剖実習を通して安全な埋入に不可欠な解剖学的理解と実践的な手技の習得を目指す内容となりました。

雪景色となった札幌から南国のハワイへ

1日目はオールオン4・ザイゴマインプラントについての基本知識について

懇親会では皆さん情報共有や交流を深めました。こうした出会いをきっかけに日々の臨床の中で困った時に助け合える関係を築いていきたいですね。

2日目はいよいよ解剖実習です。

ザイゴマインプラントは、上顎洞・頬骨・血管や神経などの重要な構造に近接する高度治療であり、三次元的な解剖構造を正確に理解していることが安全性を大きく左右します。

カダバー実習では、
・解剖学的バリエーションの理解
・安全域・危険域の確認
・骨質と構造を踏まえた埋入アングルの体得
・合併症回避のための判断基準の整理

といった臨床に直結する学びを深めることができます。

越前谷院長も継続的に解剖実習にも取り組み、「安全で確実な治療には、正しい解剖理解と技術の研鑽が欠かせない」という信念のもと、治療レベルの向上に努めています。

最後の砦となる歯科医院を全国に

重度の骨吸収などで「もう治療ができない」と悩む方にとっての「最後の砦」となる歯科医院を全国に増やしたい

その想いから、当院はザイゴマインプラントの普及と発展に力を入れています。

これからも、正しい解剖理解と技術の研鑽を続け、最新の知識と実践的な手技を共有することで、安全性の高いザイゴマインプラント治療が広く提供される環境づくりに貢献してまいります。