後悔しない矯正治療を。
美しい歯並びと正しい噛み合わせの両立
矯正治療を希望される方のほとんどが、「歯並びを治したい=見た目を良くしたい」という理由です。しかし「矯正治療=歯並びをキレイにする治療」ではありません。
矯正治療のゴールは正しい噛み合わせをつくることです。
噛み合わせが原因で歯を失ってしまうかたは非常に多く、GDHインプラントオフィス札幌ではそうしたかたへのインプラント治療を数多く行っています。
そうしたかたをたくさん診てきた私たちだからこそ、美しい歯並びと正しい噛み合わせを両立した矯正治療で、綺麗な歯を長持ちさせることを目指します。
インビザライン テクニカルアドバイザー
越前谷院長の友人でもあり、数多くのインビザラインの歯科医師向けのセミナー講師や専門書を執筆され、京都で開業されている長尾龍典先生がテクニカルアドバイザーとしてインビザラインの治療計画を監修しています。
インビザラインを行う歯科医師向けのセ ミナー講師も務めています。
CHECK
リモートカンファレンス
インビザラインの最大のメリットは治療計画の立案からマウスピースの作成までをデジタルで行えることです。そのため、患者様の検査データをもとに、京都にいる長尾先生と随時、リモートでカンファレンス(症例検討会)を行なっています。日本のインビザラインを牽引するトップドクターの治療を札幌で受けることができます。
POINT01
インビザライン・システムのプラン一覧と料金
マウスピースの枚数が多いほど歯を動かすことができます。
どのプランがいいかは患者様と一緒に考えていきます。
インビザライン コンプリヘンシブ |
インビザライン モデレート |
インビザライン ライト |
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向いてる治療内容 | 簡単な症例から難しい症例まで しっかり治療する |
比較的軽度の不正歯列 | 簡単な症例 (軽度な不正歯列) |
使用できる マウスピース の枚数 |
制限なし | 26枚まで | 14枚まで |
治療期間の目安 | 1~5年 | 1年 | 半年 |
保証 | 治療開始から5年以内 何度でもやり直し無料 |
治療開始から2年以内 2回までやり直し無料 |
治療開始から1年以内 1回までやり直し無料 |
料金 | 880,000円(税込) | 605,000円(税込) | 440,000円(税込) |
分割払いの場合 | 8,800円/月~ | 6,000円/月~ | 4,400円/月~ |
その他にかかる料金
【経過観察】
矯正治療中は経過観察のため基本的に1ヶ月に1回の来院をお願いしています。
歯科衛生士によるお口のクリーニングの料金も含まれています。
【保定装置】
矯正治療終了後に使用するマウスピースです。
POINT02
マウスピース矯正によるトラブル防止に努めます。
インビザラインを代表とするマウスピースを使った目立たない矯正治療によって、歯科医院にとっても、患者さまにとっても、矯正治療がとても身近なものになりました。
しかし、その反面で、矯正治療中や矯正治療後のトラブルも多く報告されるようになりました。
マウスピース矯正によるトラブル
- 01 歯茎が下がってしまう(歯肉退縮)
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歯茎が下がり、歯の根っこが露出してしまう状態を歯肉退縮と言います。
歯槽骨の厚みを考慮していなかったり、無理な力を歯にかけたことが原因で起こります。 - 02 治療期間がどんどん長くなる
- 計画通りに歯が動かなく、治療期間がずるずると伸びていってしまうことがあります。その際に新たにマウスピースを作成することになり、追加で費用がかかってしまい最初聞いていた金額と違うといったトラブルも少なくありません。
- 03 奥歯が噛み合わない
- マウスピースは歯を常に覆っているため、噛む力によって、前後左右に奥歯を動かすのと同時に歯茎方向にも歯が移動していってしまうことがあります。上下の奥歯が離れていき、うまく噛めなくなってしまい、前歯しか接触しない状態になります。
- 04 噛み合わせが悪くなる
- 噛み合わせはお口全体にかかる力のバランスです。奥歯は噛み合っていても、歯並びは綺麗だとしても、顎が痛くなったり、どこか一部の歯に力が強くかかり、歯を抜かないといけなくなるほどダメになってしまうことがあります。
どうしてこのようなトラブルが起きるの?
- 01 安易に治療計画を立ててしまっている
- インビザラインではAIが矯正治療のシミュレーションを立ててくれます。歯並びも綺麗になって一見すると良さそうに見えますが、実際は患者さまの口腔内を考慮していない無茶な計画を立てている事があります。AIが立てたシミュレーションをそのまま安易に治療計画に採用してしまうと後々トラブルに繋がってしまいます。事前の検査と診断をしっかりと行い、患者さまの口腔内の状態を考慮して、歯科医師が責任を持って治療計画を立てる必要があります。
- 02 経過観察を怠っている
-
マウスピースをまとめてお渡しすることで、患者さまが来院しないで済むようにしている歯医者さんもあります。歯科医院も患者さまも楽チンかもしれませんが、経過観察を怠ってしまった結果、トラブルに繋がります。症例や患者さまのご都合にもよりますが、月に1回は経過観察をするべきだと考えています。
こうしたトラブルも、事前に起こり得るリスクが高いかどうかある程度わかります。矯正することでそうしたリスクが生じるのであれば、矯正をしたことで得られるメリットだけでなく、リスクやデメリットもしっかりとお伝えします。
GDHインプラントオフィス札幌では、症例数を増やすために安易に治療計画を立てたり、無理な矯正治療を行ったりはしません。
POINT03
患者さんと二人三脚で治療のゴールを考えます。
見た目を良くしたいといっても人それぞれです。すきっ歯を治したい、ここの歯だけ何とかして欲しい、Eライン(イーライン)を綺麗にしたい。
そうした患者さまの要望と、現在のお口の状態の診断内容とを照らし合わせながら治療のゴールを一緒に考えていきます。
当院のインビザラインは3つのプランがあり、どのプランが適しているかは治療のゴール設定次第です。
また、インビザラインだけでなく、従来のワイヤーを使った矯正治療やオールセラミックスやラミネートベニアといった補綴治療など、見た目を良くする、噛み合わせを改善するための方法は様々あります。
どのプランがいいのか、インビザライン以外の方法も併用して行うのか等、ご予算や治療期間も含めた患者様のご希望に添えるよう一緒に考えていきます。
CHECK
クリンチェック
インビザラインではクリンチェックと呼ばれる3Dの矯正治療のシミュレーションを患者さまと一緒に確認しながら、治療のゴールとプランを考えていきます。
POINT04
矯正以外の治療もワンストップで。
矯正治療後は予防歯科として、あなたの「かかりつけ医」になります。
矯正治療後は予防歯科として、あなたの「かかりつけ医」になります。
矯正治療を行う前に虫歯治療や抜歯が必要な場合もあれば、矯正治療中に虫歯が進行してしまうこともあります。
矯正歯科だけでなく、虫歯治療や口腔外科も行っていますので、矯正以外の治療が必要な場合も当院で治療を受けて頂くことができ安心です。
また、矯正治療が終わった後も、虫歯や歯周病の予防歯科として通って頂けます。
POINT05
事前検査に時間をかけます。
インビザラインは診断と治療計画が全てです。間違った診断をして、矯正の治療計画を立ててしまうと、間違ったゴールに向かって歯が動いてしまいます。見た目は良くなるかもしれませんが、歯が噛み合っていなかったり、どこかの歯や顎に負担がかかってしまう噛み合わせになってしまいます。そうしたことがならないように事前検査と診断に時間をかけます。
事前検査の内容
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STEP1
3D光学スキャナー iTero(アイテロ)
インビザラインでは、治療計画とマウスピースを作るために、歯型が必要です。
段階的に、歯の位置を変えたマウスピースを付け替えることで歯を動かしていくため、精度の高いマウスピースであることが重要です。
当院では、精度の高いマウスピースを作成するために、精密な型取りが可能となる口腔内スキャナーiTero(アイテロ)5Dを導入しました。iTero5Dは1秒間に約6,000枚の画像を取り込みながら歯の形態歯並びをスキャンして、歯形をデジタルデータ化する機械です。
こうした口腔内スキャナーは数多くありますが、iTero5DにはNIRIと呼ばれる近赤外線でのスキャンによる虫歯のチェックができるようになりました。特に見落としやすい歯と歯の間に虫歯がないかどうか診るのに有効です。 -
STEP2
パノラマレントゲン写真
虫歯や歯周病の治療など一般的な治療の際にも撮影することがほとんどなのですが、矯正治療を行うにあたっても重要な資料になります。
パノラマレントゲン写真でチェックする主な項目
- 上下の顎の全体の状態
- 歯や歯の根の形と本数
- 神経の処置がされているか感染がないか、虫歯がないか
- 骨吸収(歯周病)の進行度
- 親知らずや、何らかの原因で生えてこない歯や過剰な歯の有無や位置など
- 顎関節の形態
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STEP3
セファロ(頭部X線規格写真)
精密な矯正治療を行うにあたりセファロは必要不可欠です。
セファロでチェックする主な項目
- 頭に対しての上の顎の前後的及び垂直的な位置
- 頭に対しての下の顎の前後的及び垂直的な位置
- 上の顎に対しての下の顎の前後的及び垂直的な位置
- 前歯の前後的な傾き
例えば「出っ歯」というと、歯が出ていることが原因だと思うかもしれませんが、もしかすると上の顎が前に出ていることが原因かもしれません。反対に、下の顎が後ろにあるから出っ歯になっているのかもしれません。どちらにしても、「出っ歯」と言っても歯が原因ではなく骨格が原因の場合もあります。
このように骨格的にどのようなズレがあるかを知ることは、今の噛み合わせの原因を調べるうえでとても重要です。正確な診断こそが最適な治療を導きます。 -
STEP4
歯科用CT
歯と顎骨の位置関係を把握することは、矯正治療を行なうために重要です。
平面的なパノラマレントゲン写真では、歯と顎骨の位置関係の明確な把握や他の歯や顎の病状の発見には不十分でした。
CT撮影することで、骨(歯槽骨)や顎の状態、歯の根の詳細な長さ、角度、位置も把握できます。CT撮影でチェックする主な項目
- 骨(歯槽骨)
矯正治療で歯を動かしますが、矯正治療では、骨(歯槽骨)の代謝機能を利用して歯を動かしていきます。歯周病が進行している方の場合、骨(歯槽骨)が少なくなっていることがあります。骨の厚みによって、歯の移動には制限がかかります。CTによって、骨の状態が正確に計測できるため、歯の移動の限界が予測でき、安全な矯正治療が可能となります。
- 歯根
- 顎
矯正治療は歯に力をかけて動かしていきますが、その力によっては、歯根(歯の根っこ)の先端が吸収し、歯根の長さが短くなってしまう歯根吸収という現象が起きます。そのため、もともと歯根が短い歯は、動かすことができない場合があるため、歯根の長さを正確に把握する必要があります。
顎関節症、顎変形症といった顎のお悩みのあるかたは、顎の関節の骨や関節円板(関節のクッション)の位置や形態の異常が疑われます。顎の精密な診断のためにCT撮影は不可欠です。
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STEP5
口腔内写真(21枚)
お口の中を写真撮影します。口腔内写真の構図には撮影部位によってそれぞれ撮影枚数が異なります。1噛んだ状態での正面、2お口を開けての上顎の歯列、3下顎の歯列、4噛んだ状態での左右のかみ合わせの写真の計5枚の写真を撮るのが一般的です。
当院ではより精密な診断を行うために様々な角度から合計21枚の写真を撮ります。患者さまにも顔の向きを変えてもらったり、動かないようじっとして頂くなど、ご協力頂く必要もありますが、診断の精度を高めるためには必要な写真となります。口腔内写真でチェックする主な項目
- 上下かみ合わせの関係と歯並びの状態
- 歯ぐきの状態
(バイオタイプ、発赤、腫脹、歯頚ライン等) - プラークコントロールの状態
- 小帯の付着異常
- 歯の色調や形態
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STEP6
診断用ワックスアップ
歯並びだけを改善しても歯の形そのものを変えてあげないと、満足できる見た目や噛み合わせにならないことがあります。歯をどのような形に変えていくか調べるために診断用ワックスアップと呼ばれる模型診断を行う場合があります。
理想的な歯の長さや形にするために、患者さまのお口の模型にワックスを塗っていきます。このことをワックスアップと呼びますが、このワックスを塗ることで、現状の歯をどのような形態に修正したほうがいいのかを調べることができます。